正確には HHKB 周辺アイテムではないが、デスクのケーブルの整理に。ラップトップなど持ち出すマシンのケーブルを固定しておけて便利。持ち出したマシンをスタンドにセットして「ケーブルKEEPER」からケーブルを接続して「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」を BLE で接続して、という運用をしている。
3D プリンタの基本にして印刷品質を決定づける重要パーツがフィラメントを押し出す「エクストルーダ」と押し出されたフィラメントを溶かして積層していく「ホットエンド」です。この 2 つを改造することで印刷品質とメンテナンス性が大幅に向上します。正直なところ 3D プリンタを実用するなら絶対にやっておいたほうがいいです。
ここ最近の最新機種を除いて、廉価な 3D プリンタはボーデン式と言われるエクストルーダとホットエンドが離れていて PTFE チューブを通してフィラメントを押し出すものが多いです。ボーデン式は印刷時の可動部 (キャリッジ) の質量が小さくなるというメリットがありますが、エクストルーダとホットエンドまでが離れていることでどうしてもエクストルーダの動作に対してフィラメントのレスポンスが悪化するため、印刷品質を高めるために考慮するべきことが多くなり上級者向けです。
BL-Touch もしくはそれの互換品の 3D Touch などの接触センサを利用して、自動でメッシュベッドレベリングを行います。プリントベッドは平らなように見えますがどうしても微妙に歪んでいたりするので、いくらベッドのレベリングをネジで調整してもなかなか Perfect First Layer にはならなかったりします。
Raspberry Pi による Web インターフェースで 3D プリンタが制御できる OctoPrint と、OctoPrint と連携して Raspberry Pi 上で動作する 3D プリンタ制御ソフトウェア Klipper を導入すると、PC / スマホから 3D プリンタを制御できて作業性が大幅に向上するだけでなく、Raspberry Pi の潤沢な計算資源による高度な 3D プリンタ制御ができます。
Marlin に代表される組み込み型の 3D プリンタ制御ソフトウェアは、組み込みの貧弱なプロセッサとメモリで動作しなくてはならかったり、Marlin の設定を変更するために 3D プリンタの EEPROM を書き換える or そもそも Marlin 自体をソースコードを変更してビルドし直す必要があったりとチューニング・保守性に難があります。
それに対して Klipper なら豊富な計算資源を利用した高度な制御ができたり、設定も Raspberry Pi 上の config テキストファイルを書き換えるだけでよかったり、利便性が向上します。Klipper では ringing と呼ばれる 3D プリンタの共振周波数による印刷物表面の波打ちをキャンセルする Input Shaper や、3D プリンタ自体の歪を補正する Skew Correction などが利用できて印刷品質の向上が期待できます。
導入はちょっと面倒ですが、お金のかからないカスタムなのでやってみてもいいと思います。
ヒートベッドのバネ鋼化 【★☆☆】
Anycubic i3 Mega はガラスベッドなのですが、その上に粘着シートのついたマグネットシートを貼り付けて、バネ鋼を乗せるだけのお手軽改造です。ガラスベッドは印刷を繰り返すとどうしても傷などの劣化が印刷物に写って気になりますが、バネ鋼なら単価も安く交換も簡単で印刷物の取り外しも楽ちんなので運用コストが激減します。
Scheme の run > option > GPU Frame Capture を Automatically Enabled から Metal に変更する。
おわり
USB ケーブルをつないで iOS 実機で Metal を利用したアプリのデバッグ実行を Xcode から行っていると当該現象が発生して iPhone を回転しても画面が回転しなくなった。当然コントロールセンターで画面回転ロックはしておらず、他のアプリは正常に回転する。また Metal などを利用していない空のアプリだと画面回転が機能する。完全に自分のロジックが間違っているように見える状況でだいぶ頭を抱えた。もー。
もともと 3D プリンタは設計試作ができればいいやと思っていたのですが、このツイートにはだいぶ感銘を受けて 3D プリントでキーボードを作ることを最近は真剣に考えています。そして、形こそ違えど、この「ものづくりを人々の手に取り戻す」という行為の実践の一つが自作キーボードなのではないかと感じ始めています。
技術発展によって生産性が上がり低コスト化することで、従来大資本でなければできなかったことが個人や小さな集団でもできるようになる、というのは自作キーボードに特権的なものではありません。ソフトウェアの世界ではひと足早くこういった事が起こりました。最近では T シャツやマグカップに自身のデザインをプリントした製品をオンデマンドで生産販売するサービスもすっかり定着しています。
そしてなんといっても、毎号もともと専門誌だったのか?というぐらいどの作品も粒ぞろいで、集英社の編集部に間違いなくその筋の人間がいる or 入ったのでは?と思われる。アンソロジーコミックというのはなかなかアタリハズレというか、全部が全部刺さるということは難しいものだけれど、ユリトラジャンプは今のところすべて読後感がよいというか、大きく外した感がなく最近ではめちゃくちゃ信用を寄せている。