ヴァイオレット・エヴァーガーデン雑感
ヴァイオレット・エヴァーガーデン、1 話を観ました。
いろいろ喋りたくなるオタク好みな作品だなーと思った。喋りたいことが多いので列挙します。
テーマがテーマだけにキーボード界隈で話題になっていた。
けれど 1 話の段階ではほとんどタイプライター出てこなくて残念。ただ、最後の方に出てきたタイプライターの描写、動きは最小限だったけど(まじめにやると作画コストが高すぎるよね)丁寧に描かれそうで期待は持てる。音はなんかそれこそキーボードっぽくない?実家にタイプライターあったけどもっとガシャガシャした重い音がする気がする。
試しに Ergo42 黒軸 PBT キーキャップで録音録画したらおもったよりそれっぽくなった。
バカなのですぐに影響されて、ヴァイオレット・エヴァーガーデンがかっこよかったので打鍵を撮影した。 #Ergo42 で黒軸。音をタイプライターぽくするためにちょっと強めに打鍵してる pic.twitter.com/7MwRq8fZRA
— 人生たの椎名林檎 1日目 東3 カ54b (@Biacco42) 2018年1月30日
作画
神作画みたいなツイートとかあったけど、結構省力作画というかバランス取ってる感はある。気合入っているところは入ってるけど、正直動きとしては息を呑むようなシーンはあまりなかったかなぁ。
全体的に動画の割り方もかなり離散的というかタイミングがフラットなのか、あまりドラスティックに動く感じではない。
手
ただ手の作画だけは異常なこだわりを感じる。もうこの画とタイプライターというテーマだけでいける。
あと、一部シーンでは髪の毛の動画が妙に細かったり、ある印象的なシーンにたいする細部へのこだわりみたいなものは随所に感じる。
美術
どちらかというと背景美術にはかなりこだわりを感じる。
影
影の出方、色の付け方がかなり特徴的で、リムライト的というか影色も特徴的で GI ぽさともまた違う画としてのおもしろさがある。
タイムラプス
日常とも共通するけど、サチュレーションかけたような写実的な固定カメラでのタイムラプス京アニ好きなのかな。朝ガス灯を消しに来る描写が入ってるのがよかった。
加持リョウジ
みたまんま
ヴァイオレットの人格
ヴァイオレットの人格が不安定すぎて、そういう状況・設定だしなぁうーん、と思っていたけれど、結構最後の方でいい感じにストーリーに回収されていって、やりすぎなぐらいがいいバランスだったのかもしれない。ヴァイオレットの今後が気になる。
音楽
音楽は派手さはないけどしっかりシーンに合わせて作ってあって贅沢さがある。オケの収録はスタジオ感強くてちょっとフラットな印象なのが惜しい。けどファゴットとか目立ってたりしてちょっとたのしい。
とりあえず、先が気になるので今期楽しみ。